玄関のかぎがかかりにくい。「まぁちょっと難しいけど、コツを分かっとるしもう少し使えるよ!」なんて、鍵の癖と付き合いながら使い続けていませんか??
そんな症状は、要注意!突然鍵が開かなくなって、家に入れなくなるかもしれません・・・
今回はまさにそんなトラブルから、鍵交換を実施した事例です。
新築から20年ほど使った玄関ドアで、ドア自体の不具合や劣化はほとんどありません。鍵の開け閉めで少し引っ掛かる感じがしながらも、動かないわけではなかったので、そのまま使っていました。
ある日いつものように、玄関の鍵を閉めて外出し、帰宅すると…鍵を差しても回らない!!
突然家の中に入れなくなってしまい、玄関先で途方に暮れることに。
そうなると、玄関以外の箇所からなんとかして侵入するしかありません。窓ガラスを割るか、鍵開けの専門業者を呼ぶか、いずれにしても急なトラブルに慌て、予期せぬ出費に見舞われることになります。
鍵が引っかかるようになった時にはすでに交換のタイミングである可能性が高いです。“少し調子が悪いけどまだ使える”という段階で、鍵の修理の依頼をすることをおすすめします。
その理由は、鍵の交換の作業自体は1~2時間ほどですぐに完了するのですが、同じ鍵を特定して手配するのに平均1~2週間は要します。同じ鍵でもサイズなど微妙に違っていて、ほとんどが取り寄せになります。
上が新しい鍵で、下が古い鍵です。ドアに差し込んで見えなくなる部品が見えますが、同じシリーズでも長さが複数あります。「ネットショッピングで購入したけど、合わなかった」なんてことにもなりかねないので、選定から取り付けまでプロに任せると安心です。
たまに「ホームセンターで同じのを取り寄せできるか聞いたんだけどないと言われた」というお客様もおられます。実は、ホームセンターで取り扱える仕入れルートと、当社のような専門店が探せるルートは違います。やっぱり餅は餅屋なのです!
同じ部品が準備できない場合は、鍵穴をあけ替えたりドアを加工する費用が余分にかかってしまうので、修理をどこに頼むかがポイントですよ。
今回は、もちろんドアを加工することもなく鍵交換を終えて、一件落着です!
開かなくなった鍵を開ける対処は難しいのですが、戸締りができなくなった鍵を閉まるようにしたい場合には、一旦調整を試みて応急処置できる場合もあります。
いずれにしても、緊急トラブルで本当に困ってしまう前に、相談してみてくださいね^^
Copyright (c) 藤田サッシ販工 .All Rights Reserved