「ガラスにすき間ができて風や落下が気になるから、パネルで塞いでほしい」
というご依頼をいただきました。
しかし、パネルで塞ぐとどうしても部屋が暗くなってしまいます。
そこで当社からは、光を取り込みながら安全性も高い方法として
👉 割れにくい「ポリカーボネート板」や「樹脂ガラス」への入れ替えをご提案しました。
昔ながらの住宅では、縁側の上部に細長い欄間ガラスが入っているケースが多いです。
しかしこのガラス、厚みが薄いため 衝撃に弱く、割れやすい という弱点があります。加えて、昔ながらの日本家屋にあるこの手の欄間のガラスは、きれいな長方形ではありません。
昔の家の木材は木の幹をその丸の形状のまま贅沢に梁として使用していますよね、そこに隣接してはめ込むガラスは左右で高さが変わりまっすぐじゃないのが当たり前。このため、現場採寸・加工でよく取付したものです。(先代に習って修行していた、かれこれ30年以上前の話です💦)
このように、いびつな形状で絶妙なバランスではめこまれたガラスですが、「人が触れない場所だから大丈夫」と普段は当然、気にも留めていません。地震の揺れや台風時の強風など、思わぬタイミングで落下してくる危険も少なくありません。
🔽施工前の写真
既存の欄間ガラスを取り外し、同じサイズで ポリカーボネート板 を加工して取り付けました。実際に取り外し作業をしてみるとちょっと触れただけで外れたほど、危険な箇所もありました💦
ポリカーボネート板のメリットは大きく3つ:
①ガラスの約200倍の強度で割れにくい
②軽量なので建具への負担が少ない
③紫外線をカットして家具や畳の日焼けを軽減
欄間部分は直接開け閉めをしないため、透明感や採光はそのままに、安全性と耐久性を高めることができます。
取り付け後は見た目もきれいに揃いました!
「ガラスと変わらない見た目で違和感がない」とお客様からも喜んでいただけました。
これで万が一の災害時にも安心です。
🔽施工後の写真
🔽施工後の室内側の写真この通り、光を取り込むことができます✨
欄間ガラスは普段あまり気にかけない部分ですが、実は割れやすく危険が潜んでいる箇所です。
今回のようにポリカーボネート板や樹脂ガラスなどに入れ替えることで、見た目の美しさを損なわずに安全性を高めることができます。
藤田サッシ販工では、窓やガラスの交換だけでなく、欄間・建具まわりの細かな修理や工事も承っています。
「これって直せるのかな?」と思ったときは、どうぞお気軽にご相談ください😊
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