~火災保険を利用し、破損前と同等品で復旧~
お客様から「草刈りをしていたら飛び石で窓ガラスが粉々に割れてしまった」とのご相談をいただきました。
確認すると、窓は エクセルシャノン製サッシのペアガラス仕様という珍しい窓です。
しかも、これまた珍しい仕様なのですが、2重のガラスのうち、外側のガラスが 強化ガラス になっていたため、衝撃で細かく砕けてすべて落下していました。
エクセルシャノン製のサッシは、一般的なサッシとは構造が異なり、ガラス組み替えの作業工程が特殊なため、対応できる工事店は限られます。
慎重に作業を進めながら、元の仕様と同じ 外側強化ガラス入りペアガラス を特注で準備し、復旧しました。ガラスはメーカー純正品で準備したのですが、現在のエクセルシャノンではこの外側強化ガラス仕様を扱っていないとのこと。特注製作となる為、納期は1カ月以上要しました。
①割れて残っていたガラス片を撤去
このように、ガラスが残っている箇所が全体にあります。
新しいガラス取付の障害物にもなるので、丁寧に除去します。
②サッシを分解し、既存ガラスを取り外し
枠だけの状態になります。
③新しく製作したペアガラスを組み込み
④動作確認・気密性・建付けをチェックをして完了!
一つ問題点は、グレチャン(ガラスの周囲についているゴムのような部分)が前と同じ色は終売になっていたこと。
よく見ると左右のガラスで見た目は違うのですが…日常生活するうえでは気にならない程度です。
⏱️ 作業時間の目安:掃き出し窓1か所あたり 約2時間ほど で交換が可能です。
強化ガラスは通常のガラスに比べて 約3〜5倍の強度 を持っています。
しかし、一度破損すると 小さな粒状に粉々に砕ける 特性があります。
これは、表面に圧縮応力を加える製造方法によるもの。
大きな鋭い破片にならず、粒状になることで ケガをしにくく安全性が高い のが特徴です。
そのため、今回のように「粉々に割れてすべて落ちてしまった」という状態になったのです。
今回は火災保険を申請して修理を行いました。
当社では、保険会社への状況説明や工事内容の報告書作成もお手伝いしていますので、スムーズに手続きいただけます。
①被害の確認:破損状況を写真で記録
②保険会社へ連絡:事故報告と申請の意思を伝える(発生日時と破損した理由の報告)
③見積書作成:当社で修理費用の見積を作成
④必要書類の提出:保険会社へ見積書や現場写真を提出
⑤審査・承認:保険会社が内容を確認
⑥工事実施:承認後、実際に修理工事を行う
⑦保険金の支払い:お客様に保険金が支払われます
③以降の作業は当社から保険会社へ直接行うことも可能です。
📷 施工前:ガラスが割れてしまったサッシ
📷 施工後:新品のペアガラスを組み込んだサッシ
破損前と同等仕様で復旧でき、お客様にも「見た目も安心感も元通りになった」と喜んでいただけました😊
せっかく窓を修理するタイミングなので、次のような工事も一緒にご検討いただくと効率的です。
🦟 網戸の交換や張替え … 網戸の劣化は見落としがちですが、同時にリフレッシュできます。
🚪 戸車(コロ)の交換 … 窓の開閉が重い原因は戸車の摩耗であることも多いです。
🔒 クレセント錠や部品の調整 … 防犯性・使い勝手の向上につながります。
これらはガラス交換と同時作業が可能なので、後から別々に依頼するよりも 費用も手間も節約 できます。
窓ガラスの破損はもちろん、特殊なサッシや保険を利用した修理にも対応可能です。
さらに当社では、自社保証10年付き(部品交換を伴わない調整・修理は無償対応) をご用意しています。
工事後も長く安心してお使いいただけるサポート体制が整っています。
「この窓でも修理できるのかな?」と迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
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