駐車スペースの草の手入れが大変とのことで、外構のリフォームをご相談いただきました。
現地調査時には、真砂土の範囲(=草が生える範囲)が広くて、確かに大変そう・・・
新築外構の後悔と言えば、家を建てるときにはどうしても建物がメインなので、庭や屋外の使い勝手を重視せずに工事すること。
あと、マイホームの予算も建物に使い切ってしまっていて、希望の内容に対して足りない・・・カーポートやコンクリートの面積を諦めざるを得ない事例が多いです。
駐車場や玄関までのアプローチも、寝室やリビングと同じくらい毎日使う場所。何より、外構やコンクリートは一度工事すると今後何十年と使用し続けることができる、コスパのいい工事です。室内と同じくらいこだわって使いやすくなるように、最善の方法を考えます!
今回、他社に相談されたときには「今あるコンクリートなどを取り除いて新たに施工しなおした方がいい」と勧められたそう。ただ、そうすると【解体費+コンクリートを全面の材料費】がかかります。デザインとしては単調で殺風景な印象になるので難しいところです。
ご予算の上限がある中で問題を解決する最善策は「今あるコンクリートなどは残して草が生えている土の部分にコンクリートを施工すること」と判断。しかしこれにもデメリットはあります。完全に平らにはならず、多少のデコボコが残ります。あとは、インターロッキングのように張り合わせている箇所の小さな隙間は埋まらないので、草がゼロにはならないことです。
外構工事の開始は、まずは土を掘り出して平に整地し、コンクリートを打設するスペースを作ります▽
その後、コンクリートを施工してなるべくフラットになるように整えて、施工後がこちら▽
駐車場の奥にあったシンボルツリーも撤去しています。
植栽があると家が引き立ちおしゃれになりますが、思った以上に成長して大きくなる種類もあります。定期的な剪定が必要なので、「お手入れが苦手だから抜きたい」というご要望も多いです。
施工前と比較して土の部分も格段に少なくなり、雨の日にも汚れにくい、暮らしやすい外構になりました。
タイヤ止めがあることで、駐車時には気にせず止めることができますね!そして、外構がきれいだと家の印象も気分も明るくなります。
外構のリフォームでお悩みがあれば一度ご相談ください^^お話を聞きながら一緒によりよい方法を考えます!
Copyright (c) 藤田サッシ販工 .All Rights Reserved