網戸の見積依頼はオフシーズンの2月中がおすすめ。網戸のご依頼は毎年暖かくなった3月頃から徐々に増えてくるので、それまでに検討をはじめておくと気候のいい時期には取付工事を終えておくことができます。
今回ご相談いただいたのは、建築当初から網戸がついていなかった窓への網戸設置です。
「窓を開けて風を通したいのに網戸を建て込むレールがない」というマンションで、他社で見積依頼した際は「室内に網戸を取り付けるしかない」と言われたそうです。
室内へ取付する網戸というと、玄関などでもよく使用される横引きタイプの網戸です。使用しないときには閉まっておくことができるので汚れにくい反面、構造が複雑なので材料費も高いというデメリットがあります。
お客様のご希望は「なるべく費用を抑えて室外に網戸を取り付けしたい」ということで、当社も現地調査を行いました。
すると、窓の外に新しくレールを取付することで、一般的な室外タイプの網戸も問題なく取付できるような状況。工事を実施する会社の得意不得意や技術経験によって、見立てが変わることって多々あります。
特に当社では、他社で断られた工事の対応ができる事が強みです。リフォームでは同じ商品を取付するとしても、取付する箇所の周辺状況はそれぞれ違うので、すべてがオーダーメイドのような感覚です。すでに出来上がっている建物に対して行うのがリフォームなので、一般的な取付方法ができないとしても、試行錯誤と工夫で対応できる工事方法を考えることが大切だと考えています。この時、当社では対応できる工事の種類が多い事(サッシ・ドア・シャッター、鍵、アルミ加工、フェンスなど金物工事・外構工事、ガラス工事など)での知識と、これまでの経験豊富な引出しが活躍します^^
網戸取付前の状況。
写真の通り、窓ガラスがスライドするためのレールしかないので、網戸が建て込めません💦
まずはレールをオーダーメイドで現地のサイズに合わせて取付します。
マンション用のサッシと戸建て用のサッシは別の商品なので、枠の構造を理解していないとこの加工も難しいかもしれません。
見えていない箇所(下地)の状況によってビスが付けられないこともあったり、工事をやってみるまで実は分からないことがたくさんあります。こんな時にもAの方法がだめなら、Bの方法でやろうと思考を巡らせています^^
新しいレールを取付しているところ。
仮に取り付けてみて、高さを微調整します。網戸側の部品にも調整できますが、ここは丁寧に。実際に網戸を建て込んで動かしながら加減を確認します。
何度かつけたり外したりというと、手間な作業ですが・・・
高さが最適でないと、網戸の開け閉めがきつかったり、反対に外れやすかったり【使う上でのストレス】と【長持ちしない原因】になります。実際にきつい網戸を無理やり開け閉めして使い続けると、網戸の直角が歪み、閉めても隙間があいてしまうなどの相談もあります。
工事やご提案は~住む人と使う人の心を大切に~
先代からの教えを胸に、黙々と進めて、取付完了です!
網戸を動かして室内外の出入りも問題ありません。
お見積もりや工事方法は状況やご予算によってできる方法をお伝えし、それぞれのメリットとデメリットと予算を比較した上で選んでいただけるように心がけています。
お見積もりや現地確認は無料で行いますので、お困りのことがあれば一度ご相談くださいね^^
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