古い木製建具の割れてしまったすりガラスを修理しました。
今回は子供がぶつかって割れてしまったとの事。しかも引き違いの扉を重ねていたところにぶつかったので、2枚が破損しています。
このため、保険を使用しての修理です。
日常の意図しない事故で破損したものは火災保険や、自動車保険などの日常生活賠償特約などで、ご負担なく修理できる場合が多いです。
保険会社への見積提出や、やり取りも当社が直接可能なので、安心してお任せください!
古い時代のすりガラスは繊細な模様がついていますが・・・近年同じものが製造できない可能性もあります。
今回は元のガラスと同じものを作って入れなおすよりも、【安全性を重視したい】とのご要望で、樹脂製のパネルを入れて修理を行いました。
今回のパネルはポリカーボネート製の為、次にぶつかったとしても、割れる心配はありません。(丈夫なので、パネルごと抜けるだけ)
お子様がいる家庭だけでなく、お年寄りのいる家庭で転倒の危険対策にも人気です。
まずは現地の扉を採寸します。
近年の工場製品の建具と違い、昔のものは手作り。
必ず1か所ずつ寸法を測って、それに合わせてパネルをカットします。
次に建具の枠を外します。経年のゆがみや木の伸縮で、難しくなっているので慎重に。
上からパネルを差し込みます。
ガラスと枠を扉に戻します。
同じ要領で2枚とも直すのですが、柄がそろった方が見栄えがいいので、割れてちぐはぐになってしまったガラスは入れ替えて、扉一枚のパネルがそろうように仕上げました。
割れてないガラスを引き抜いて入れ替える、ちょっとしたひと手間ですが、少しでもきれいに仕上がるように、使う人の心を大切に施工しています。
そして上部のひびわれていたすりガラス部分も同じパネルで修理しました。
修理後▽
右が修理したパネル製。左は元々のすりガラス。
全然見分けがつきません。
模様のないすりガラスであれば、パネル製の方が安全でおすすめです!
修理のご相談やお見積りはお気軽に、電話やLINEでお問い合わせください^^
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