あまり聞きなれないのですが、外締まり錠とはどんな時に使用する鍵でしょうか?
例えば、昔ながらの日本家屋では玄関はあっても、勝手口やリビングの掃き出し窓など、普段は生活スペースに近いところから出入りしているお宅って多いと思います。「玄関はお客さんが出入りする場所で、鍵は普段は閉めっぱなし」なんてこともあるのでは。
そんな時、掃き出し窓から出入りして、外から鍵をかけられるようにするのが外締まり錠です。デメリットは、外締まり錠で鍵をかけた時には、中からは鍵を開けることができないということ。活用の仕方によっては、お年寄りが徘徊して危険な場面を防止するのにも役立つかもしれません。
まずは、掃き出し窓を取り外します。
ガラスと枠をバラバラにして鍵の取り付け加工をします。
取付位置を決めて穴をあけます。
取付するとこんな感じ。下穴とぴったり~!
そして鍵本体を取付します。
つぎは鍵を受ける側の加工で、同じく取付位置を下書きしておきます。これがズレてしまうと鍵がかかりにくいので正確に。工事も加工も計画や段取り命
あとは計画した通りに正確に穴開け。
そして取付。
あとは窓を建て込むと完成です。この状態を見ると使い方もなんとなく想像できますね!
鍵穴が室外側にあるので、ここに鍵を差して開け閉めができるようになりました。
元々ついていた部屋側の鍵は付いたままなので、部屋側から鍵をかけることも可能です。ただ、注意点は外締まり錠と内側の鍵は連動していないので玄関の鍵のような使い勝手にはなりません。
このような加工が得意なので、お客様のやりたいことを聞いて、それに対応できる方法を豊富な引出しから提案できます!家の中や外で、困っている箇所があればお気軽にご相談くださいね^^
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