外構工事の追加(外構リフォーム)でご依頼をいただきました。
工事前の現場状況はというと、カーポート部分と玄関までのアプローチは道路から続いていてオープンになっている状態。
塀やフェンスは一部ある外構だったので、いわゆる“セミクローズ外構”でした。
ここにシャッターと門扉を追加で取付し、完全に敷地内が見えないような“クローズ外構”にしたいという計画です。
元の外構も統一感があり、とっても素敵な外観でした。今回の追加の外構工事では防犯面を高めつつ、このおしゃれな雰囲気もより引き立つように施工していきます。
まずはシャッターの柱が立つ位置のコンクリートをはつり、穴をあけていきます。
今回取り付けするのはワイドシャッター。車2台が入れるくらい、幅の広いシャッターなので、柱の強度もその分強固である必要があります。その分、柱を埋め込む穴も深いです。
シャッター柱の埋込み後▽
シャッターの色は、既存のカーポートの色に合わせてシャイングレーです。実はこの柱の位置、綿密に設計された位置なのです。
なぜなら、今回はシャッターの隣に住宅への出入口となる門扉を並べて取付します。お客様のご要望は「既存のフェンスやシャッターの柱と隙間ができないように取付してほしい」ということ。
加えて、地中には住宅の上下水道の配管が埋まっているため、どこでも穴を掘って柱を埋めていいわけではありません。これらの状況も工事前に確認し、取付サイズを決めています。
シャッターも風で多少揺れるので、カーポートとぶつからないように少し離して設置します。
シャッター工事完了後▽
この空いている部分に門扉を取付しますが、扉の開け閉めする際にカーポートの柱や反対側のブロックにも、当たらない位置と角度で取付しなければなりません。
ご要望通り隙間は極力少なく、設置しました。(難易度高めでした・・・汗)
敷地内から見ても、ほぼ隙間ゼロ。かなり攻めた位置に取付!!
プロ目線で解説すると、同じ材料・同じ計画で工事をするとしても、このあたりの取り合いは設計者や取付者のセンスによって大きく違うものです。この点は相見積もりされる際には、忘れず確認するべき重要ポイント。一概に金額だけ比べて業者さんを決めてはいけません。
現場状況によって、最適な方法や計画が変わってきます。
まずは、お気軽にご相談ください。ご要望を伺い、お見積もりいたします。(現地調査は無料です^^)
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